日々是水鏡

独り身の暮らしのこと

家を買ったきっかけと中古リノベに決めた理由

こんなタイトルだけど、明確にきっかけとかはないです。
家を買った話をするとよく理由を訊かれるので、30代のうちに家を買いたかったんですーとか適当なこと答えるけど(じゃあなんでそう決めてたの?と突っ込んでくる人はいない)、
そんな事実はない。

32歳くらいまでは、一生賃貸派でした。
つまり最近までですね!
住む場所を、ひいては人生を固定してしまうことがいやだったのです。
転職するときに縛りが発生するし、災害があったときのダメージも大きい。
ずっと地方在住だけど、次に転職するときは東京に出てみたかった。
遠征するタイプのオタクなので、東京住まいは魅力的だった。
せっかく独り身なのだから、軽やかに生きていたかったのです。

その考え方が変わったのは、やっぱり、コロナがあったからです。
おうち時間を大切に云々という、巷で分析されている理由もまんま当てはまるし、
職業柄フルリモート前提の求人も珍しくないので、転職のこと気にする必要もなくなった。
実家が近いおかげで移動制限下でもすぐ帰れたし。
なにより遠征する機会がなくなったことが効きました。
遠征しなけりゃしないでなんとかなると気づいてしまった。オタクは正気に返ったらおしまいなのよ。
賃貸は賃貸で、ひとの家に住まわせてもらっている感から生じる煩わしさあるしね。

以上が、賃貸でなくてもいいと考えるようになった理由。

中古リノベに決めた理由は明快で、分譲マンションの間取りが一人暮らしに向かないからです。
もともと新築ぴかぴかのマンションに興味がなく、和室のある団地にあこがれてしました。
で、URの団地を見ているときに、リノベーションという選択肢に出会ったのです。
躯体はレトロマンション、中は好きに部屋数も自分に合わせられるなんて最高ではなくて?
買うかどうかは別として、もし買うなら中古リノベ一択になりました。

そしてちょっと興味がある程度の気持ちでリノベの説明会に赴いたら、なんだかんだご縁があって数ヶ月のうちにマンションを買うことになっていたのです。