リノベの道程〜①設計
更新の間が空いてしまいました。
前回、物件を購入するところまで書いたので、いよいよリノベの話!
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ざっくりリノベ工事のスケジュールはこんな感じ。
- [11月〜12月]リノベーション設計
- [1月〜3月]内装工事
- [3月下旬]物件引き渡し、引っ越し
設計は全4回で、以下の流れで工事費用の見積もりまで持っていきます。
- 間取り
- 壁紙や床材の選定
- 見積もり提示、照明などの確認
- 見積もり最終すり合わせ
ここが一番楽しいところですのでね。長くなりそう。
第1回:間取り
初回の設計打ち合わせの前に、どんな部屋が必要か、手持ちの家具は、キッチンはアイランドか壁付か、どんなテイストのインテリアが好きか、などなどヒヤリングがあり、
初回打ち合わせのときには設計図を数パターン用意していただいてました。
ちなみに私の希望は、
- 部屋数は少なくていい
- キッチンは壁付がいい
- 料理中に話す相手がいるわけでなし……「ホームパーティをするならアイランドキッチンのほうがいいですよ」と言われたけど、ホームパーティなんてリアルに開催されてるものなの?
- 仕事部屋と寝室は分けたい
- できれば小上がりの和室がほしい
- 本は無限増殖するので、今の蔵書量の倍になっても大丈夫なようにしてほしい
- フレンチカントリーテイストが好き
といったところ。
いいなと思った間取りやインテリアは取っておいて、設計士さんに画像を見せられるようにしておくといいです。
雑誌で見つけたものはスクショして、Pinterestの鍵付きコレクションで web クリップと一元管理できるようにしてました。
普段は情報管理には Evernote と Notion 使ってるけど、画像メインなら Pinterst がいちばん見やすい。世が世なら Tumblr だったのでしょう。
このころはDマガのインテリア雑誌、RoomClip、インスタでインテリアを調べまくりました。
この Pinterst とかをインプットして、初回打ち合わせのときは3パターン間取りの設計図を見せてもらいました。
3つばらばらなわけではなく、寝室の位置のバリエーションが3つ。
ざっくり 1LDK の間取りで、LDK の中に、腰壁で仕切った寝室がありました。
寝室が完全に別室になっていないのは、リノベあるあるかと思いますが、エアコン取り付けられるのがベランダ側に限定されているため1部屋にせざるを得ないのです。
夏はエアコンない部屋で寝られないですからね……
エアコンのない、共用部側の1部屋は WIC です。服以外もなんでもおけるように、棚をたっぷりつけてくれました。
憧れの壁一面本棚!
単なる物置ではなく、ここで本を読みながら寛ぐスペースになるといいな、という意図の設計だそうです。
ちょっと物置にしすぎて、本を読むのはもっぱらリビングになってしまってますが……
初手から単なる間取り図ではなく、手持ちの家具を置いた生活のイメージ図も出してもらったので、想像しやすくて助かりました。
ここはA案がいいけどこの部分はB案がいい、となったので折衷の間取りにしてもらうことで、1回目の打ち合わせは完了。
第2回:壁紙・床材の選定
一番楽しいところ。
壁紙のカタログ見てると、アクセントクロス入れまくりたくなります。
前提としてなるべく費用を抑えたかったので、標準プランの中から選びました。
床材
とくに無垢床に憧れもないので廉価なクッションフロアです。
色味もいろいろあって、フレンチテイストなら明るい色がそれっぽい・でも白は汚れが目立つ、というところで悩んで、ほどほどに髪の毛が落ちていても気にならないモカ色にしました。
自分で選定した建材で、この色チョイスがいちばん気に入ってます。可愛い。
壁紙
壁紙は、メインは普通に白にするとしても、白い壁紙だけで山程パターンがある!
ただ、織り目調のクロスがいやだったので、塗っぽい壁紙の中から中間の粗さのものを選ぶだけで、そんなに迷いませんでした。
織りがいやなのは当時住んでいた賃貸がそれだったから、賃貸っぽさを感じて。
見た目はとくに不満はないけど、マステがすぐ剥がれるのが地味に困っている。壁紙用両面テープとか買わなきゃなと思いつつ、だましだましマステでポスター貼ってます。
アクセントクロスは、トイレの奥側と WIC の本棚部分、そして寝室に入れました。
寝室は、RoomClip でこの壁紙を知ってから絶対使う!と決めていたもの。水色の太めストライプ。アリスっぽい! オタクはアリスモチーフが大好きです!
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リビングと上部でつながっているため、壁一面とならなかったのが微妙ではありますが。
ベッド置くと更に面積小さいのよ。
でもまあ、あるだけで満足。
壁紙の境目にモールディングテーブ貼ろうかな、と思いつつそのままになっている。
リビング側はフレンチテイストを目指していたので WIC は和テイストにしたくて、深緑にしました。 本を並べたら見えない部分ではあるけど、引き締まっていい感じです。
トイレの奥側は薄いブルーです。これも爽やかな印象になってよかった。
ドア
最近のリノベの流行り?に則り、うちもドアは少なめ。お風呂とトイレ、リビングの入口2箇所(回遊動線のため2箇所出入り口がある)の計4枚だけです。
WIC と廊下の出入り口も2箇所あるけど、これはどちらもドアなし。
お風呂とトイレのドアは白、取っ手は黒で即決。
取っ手はデフォルトがシルバーなんだけど、それだと当時住んでいた賃貸と同じだったので避けました。
マットな黒で高見えする(気がする)のでこっちでよかった。
ドアノブの形も選択できるのですが、私が選んだのこれじゃない気がするなーーーと思いながら使ってる。いいけどそこにたいしたこだわりないから……
迷ったのが、リビングのドア。
パナソニックの建具から選ぶことになってたんだけど、色味がどれも好きじゃなくて……
多少好きなやつはプラス料金かかるし、プラス料金かけるほど好きでもないし……
仕方ないので消去法で選びました。床の色とはあってるし悪くないけど、やっぱり全然好みのテイストではないなと思っている。
お金をかければめちゃくちゃ素敵なものがある分野だけに、難しかった。
上吊りの引き戸なところは、掃除しやすくて気に入ってます。
タイル
洗面所、トイレ、キッチンと玄関のタイル選び。
タイルの目地という存在を忌み嫌っているので、最初は塩ビタイルで提案されていたけどシートで選びました。
打ち合わせの中で決められず、持ち帰って自分でネットで探したものを使ってもらいました。
洗面所がお気に入り。
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玄関も塩ビでいいですと言ってたのですが、経年劣化したとき汚くならないから、面積狭いから値段にもはねないし、ということで普通のタイル(何ていうの?)になりました。
こだわりなさすぎたので、設計士さんの推したものをそのまま採用。
団地のテイストが好きなので、割れてもいいからモルタルがいいとも言ったんですけどね。まあ部屋のテイストとは合わないか。
今は気に入ってます。
私は一人暮らしだから自分の好みだけで選べたけど、これが家族住まいとなるとさぞすり合わせが大変でしょうね……
長くなったので続きは別時事に分けます。